けいはんなR&Dフェア2022にご参加いただき、ありがとうございます。
けいはんな学研都市は、「関西文化学術研究都市建設促進法」に基づく国家プロジェクトとして1994年から建設・整備が進められ、現在では、先端的研究機関や大学、企業等の多彩な立地施設は150を超え、人口も25万人を上回るまでに成長しています。
その間、情報通信、環境・エネルギー、医療、ライフサイエンスなど様々な分野において、数多くの研究開発の成果が本都市から発信されてまいりました。
このR&Dフェアも、そうした研究開発の成果を発信する重要なチャンネルの一つであり、今年度も、「世界へ届け! 未来へ届け! けいはんな発のサイエンス」のテーマの下に、AIやロボットをはじめとする様々な内容の講演、パネルや動画の展示により最新の研究開発の成果を皆様にご紹介いたします。
折しも2024年には都市びらきから30年の節目を迎え、2025年には「大阪・関西万博」が開催されます。これらを契機として、本都市のなお一層の発展を図るため、R&Dフェアも更に充実したものとなるよう努めてまいります。
ご参加いただきました皆様におかれましては、本フェアをお楽しみいただくとともに、今後とも一層のご支援を賜りますようお願いいたします。
昨今、感染症拡大や自然災害など未曾有の困難に直面しておりますが、その一方で、それらに抗うように、より良い未来の創造につながる技術的革新や社会的革新が次々と生み出されています。けいはんな学研都市は、そのような革新に寄与する様々な先進技術が研究開発されている、世界的にも重要な位置付けの研究開発拠点のひとつです。2025年の大阪・関西万博においては、皆様とともに、けいはんな発の先進技術を全世界へ向けてアピールして参りたく存じます。
一昨年度、「けいはんなR&Dフェア」を、ニューノーマル時代に即した形態として、オンライン開催といたしました。今年も引き続きオンラインによる講演・展示により、けいはんな学研都市で生み出されている様々な研究開発に関する発表を行います。また昨年と同様、出展者からのショートプレゼン、及び、バーチャルコミュニケーションツール(今回は「oVice」を採用)による質疑応答の時間を設け、オンライン展示における出展者と参加者のコミュニケーションの機会を増やし、より実り多きものとしていきます。
初日は、基調講演として奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター長・特任教授 船津公人様より、特別講演としてATR代表取締役社長 浅見徹様より、それぞれご講演をいただきます。
2日目は、技術講演として、奈良国立大学機構 奈良女子大学 藤田 盟児様、日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション 科学基礎研究所 中谷 智弘様、奈良先端科学技術大学院大学 矢田 竣太郎様、理化学研究所 情報統合本部 斉藤 康己様、情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所 淺尾 仁彦様から、最新の技術をご紹介いただきます。
また、今年は別日程となりましたが、11月12日には、若手研究者と次世代を担う中学生や高校生が交流を図るイベントとして、「良いアイデアを生むための良い問づくり」を各グループで競い合うアイデアソンを開催します。
「けいはんなR&Dフェア2022」を通して、世界へ届け!未来へ届け!けいはんな発のサイエンス。