けいはんな学研都市は、1987年に関西文化学術研究都市建設促進法が施行され、現在では人口約25万人、150を超える先端的研究機関や大学、企業などの多彩な立地施設が集積するまでに成長し、更に新しい施設の建設が進んでおり、研究活動につきましては、情報通信、環境・エネルギー、アグリ・バイオ、ライフサイエンス、ものづくりなどの分野を中心に多彩な幅広い活動が展開され、具体的な成果も生まれつつあります。
今年度より、けいはんな学研都市の情報通信分野の代表的な科学イベントとして開催して参りました「けいはんな情報通信フェア」を「けいはんなR&Dフェア」として発展的に分野を広げ、各種研究機関や大学に加え企業、団体の参加・協力のもと、多数の研究成果を地域社会にアピールしていく地域連携イベントと位置づけ開催いたします。本年は新型コロナウィルス感染症のまん延の防止等のため、従来から行っていた対面の講演や展示をせず、オンライン開催をメインとするバーチャルの講演・展示を3日間(ATRのオープンハウスは2日間)にわたり、けいはんな発の最先端技術や研究成果等をご紹介いたします。また、最終日にオンライン開催される中・高校生向けの「まほろば・けいはんなSSHサイエンスフェスティバル」では生徒と研究者との交流を深めていただけるよい機会となっています。
オンライン上ではございますが、是非とも皆様、ご家族で、職場の皆様で、私たちのけいはんな学研都市が持つ魅力を感じていただければ幸いです。