けいはんなR&Dフェア2024にご参加いただき、ありがとうございます。

けいはんな学研都市は、「関西文化学術研究都市建設促進法」に基づく国家プロジェクトとして1994年から建設・整備が進められ、現在では、先端的研究機関や大学、企業等の多彩な立地施設は150を超え、人口も25万人を上回るまでに成長しています。

その間、情報通信、環境・エネルギー、医療、ライフサイエンスなど様々な分野において、数多くの研究開発の成果が本都市から発信され、2024年、都市びらきから30年の節目を迎えました。

研究開発の成果を発信する重要な機会として2020年以降5回目となる「けいはんなR&Dフェア2024」。今年度は、特に子供たちに科学の面白さを体感してもらうことに注力して取組みます。最新の研究成果については10月3日(木)，4日（金）に「京都スマートシティエキスポ2024」にサテライト出展し広く発信していくとともに、10月5日（土）には「科学で遊ぼう！ミライを探検しよう！」inけいはんなR&Dフェアと題して、子どもたちから近隣の一般の皆様に、アバター、ロボット、宇宙をはじめとする様々なテーマで科学を体験し、研究開発に触れていただけるたくさんのイベントを企画いたしました。体験デモや、実験・工作のワークショップ等、ぜひ会場に足を運んで体験いただければ幸いです。

2025年には「大阪・関西万博」が開催され、けいはんなにおいても「けいはんな万博」が検討されております。今年度のフェア会場にも、「ミャクミャク」も登場し、さらに万博へのワクワク感や期待を高めてくれることでしょう。皆様もぜひご来場の上、本フェアを存分にお楽しみいただくとともに、今後とも一層のご支援を賜りますようお願いいたします。

いよいよ来年、大阪・関西万博が開催されます。万博では世界中から、より良い未来の創造につながる革新的な技術が集まります。けいはんな学研都市においても、そのような革新に寄与する様々な先進技術が研究開発されており、けいはんな学研都市は世界的にも重要な位置付けの研究開発拠点のひとつとなっています。大阪・関西万博に向け、皆様とともに、けいはんな発の先進技術を全世界へ向けてアピールして参りたく存じます。

今年のけいはんなR＆Dフェア2024では、各種展示を通じてけいはんな学研都市で生み出された研究開発成果に関する専門的な発表を行うと共に、ワークショップや体験デモなど、子供から大人まで幅広い層に科学の面白さを味わっていただけるコンテンツを多数ご用意しました。

10月3日(木)、4日（金）においては、京都スマートシティエキスポ2024の会場内にR＆Dフェアのサテライト会場を設けて各種技術展示を行います。奈良先端科学技術大学院大学、同志社大学、情報通信研究機構の３機関が、現在取り組んでいる最先端の研究内容をご紹介します。

10月5日（土）は、昨年度に引き続き、研究成果の体験デモ、実験や工作のワークショップなど、誰もが楽しめる数多くのイベントをご用意しました。来年の大阪・関西万博を先取りする万博PRイベントも開催します。

また、別日程となりましたが、11月9日（土）には、昨年に引き続き奈良高校にて、若手研究者と次世代を担う中学生や高校生が交流を図るイベントとして、「問いを中心にしてテーマを探求する」アイデアソンを開催いたします。

いざ、「けいはんなR&Dフェア2024」へ！科学で遊ぼう！ミライを探検しよう！