開催概要

けいはんなR&Dフェア2023にご参加いただき、ありがとうございます。

けいはんな学研都市は、「関西文化学術研究都市建設促進法」に基づく国家プロジェクトとして1994年から建設・整備が進められ、現在では、先端的研究機関や大学、企業等の多彩な立地施設は150を超え、人口も25万人を上回るまでに成長しています。

その間、情報通信、環境・エネルギー、医療、ライフサイエンスなど様々な分野において、数多くの研究開発の成果が本都市から発信されてまいりました。

このR&Dフェアも、そうした研究開発の成果を発信する重要な機会の一つであり、今年度も、「来て・見て・触れよう　けいはんなのミライ」のテーマの下に、AIやロボットをはじめとする様々な内容の講演、パネル展示やデモ体験により最新の研究開発の成果を皆様にご紹介いたします。

今年度は久々のリアル開催ということで、子供から大人まで参加いただける出前授業、ワークショップ、展示・体験デモなどを開催いたします。みんなで集って楽しむ喜びを味わっていただければと存じます。

折しも2024年には都市びらきから30年の節目を迎え、2025年には「大阪・関西万博」が開催され、けいはんなにおいても「けいはんな万博」が検討されております。今年度のフェアでは、特に、万博のワクワク感を味わっていただくために、万博PRイベントも開催いたします。ぜひ「ミャクミャク」をはじめとするゆるキャラとも触れ合って万博への期待を膨らませてくださればありがたいです。

ご参加いただきました皆様におかれましては、本フェアをお楽しみいただくとともに、今後とも一層のご支援を賜りますようお願いいたします。

今年、新型コロナは5類感染症に移行しましたが、まだ、感染症の拡大や自然災害の増加など予断を許さない状況が続いています。これに対して我々のなすべきことは、より良い未来の創造につながる技術的な革新や社会的な変革を目指して前を向いて進むことです。けいはんな学研都市は、そのような革新／変革に寄与する様々な先進技術が研究開発されている、世界的にも重要な位置付けの研究開発拠点のひとつです。2025年の大阪・関西万博に向けて、皆様とともに、けいはんな発の先進技術を全世界へ向けてアピールして参りたく存じます。

昨年度まではコロナ禍の影響で「けいはんなR&Dフェア」をオンライン開催といたしましたが、今年度は久々にリアル開催で行います。講演・展示など、けいはんな学研都市で生み出されている様々な研究開発に関する発表を行うと同時に、パネルディスカッション、トークセッションなど、参加者の皆様にもご参加いただき、ともに楽しみたいと存じます。

初日は、日本経済新聞社 編集総合解説センター 大学コンテンツプランナー 竹下 敦宣 様による基調講演で科学と研究都市の未来について語っていただくとともに、技術講演として、情報通信研究機構 フェロー 隅田 英一郎 様、NTTコミュニケーション科学基礎研究所 フェロー 守谷 健弘 様、イーセップ株式会社 代表取締役社長 澤村 健一 様からそれぞれ最新の技術をご紹介いただきます。さらに、基調講演を深堀するパネルディスカッションを4人のパネリストを迎えて行います。

２日目は、子供から大人まで幅広い層にコロナ禍で遠のいていた科学の面白さを味わっていただくため、ワークショップ、体験デモ、出前授業など、数多くの楽しいイベントをご用意しました。2025年の「大阪・関西万博」を先取りする万博PRイベントも開催します。

また、別日程となりましたが、11月18日には、若手研究者と次世代を担う中学生や高校生が交流を図るイベントとして、「問いを中心にしてテーマを探求する」アイデアソンを、昨年より時間枠を広げ、内容も拡充して開催します。

「けいはんなR&Dフェア2023」でお会いしましょう。来て・見て・触れよう　けいはんなのミライ!